健康(回復)法 |
2020年02月10日追加修正
国民医療費
健康を維持(回復)する方法は、健康教室で説明する予定でしたが、身体や病気に関係する部分が長くなりますので、新たな部屋を設けて、ここで説明することにしました。
我が国の国民医療費は、2015年から30兆円を超えています。
2016年度の例で見ますと、国民医療費は30兆2千億円ですが、その内、生活習慣症として
がん 3.7兆円 脳血管・高血圧性疾患 3.6兆円 神経及び精神性疾患 3.3兆円 透析 1.6兆円 糖尿病 1.2兆円 |
となっています(厚生労働省「国民医療費」より)。ただし、透析医療費は患者数による推定値。
生活習慣病は、慢性ストレス、偏った生活習慣、食生活が原因
これらの生活習慣症は、主に慢性ストレスや偏った生活習慣、食生活が原因です。従いまして、本来、予防できる疾患です。さらに、人工透析の患者数は、2010年度に30万人を超えたはずです(2017年度で33万4505人)。
言い換えますと、赤ちゃんを含めた国民400人弱に一人の割合で透析を受けていることになります。驚くべき数字です。しかもその人工透析の原因の多くは糖尿病です。また人工透析の公費負担額は、1.6兆円強になります。これも信じられない数字です。現在、国の税収は約40兆円です。その30分の1強が人工透析のみに費やされています。現代医学では、腎臓が悪くなると回復不能であると考えられていますが、私たちはそのように考えておりません。
しかし、人工透析をして腎臓を使わなくなりますと、腎臓は急速に萎縮して脂肪に変わります。そうすると、腎臓そのものが存在しないわけですから回復は不可能になります。
現代医学の必要性はいうまでもありませんが、このような悲惨な事態をできるだけ少なくするためにも、ここで紹介する現代医学に頼らない健康法・健康回復法を理解し、実践していただくことを期待しています。